人類滅亡、その日に向けて・・・(地球環境を考える)

人類滅亡、その日に向けて・・・(地球環境を考える)


地球温暖化が叫ばれている。
環境としての温暖化・寒冷化、どちらも生き物にとっては致命的である。 
遠い過去に地球はそのどちらも数回経験してきたという。
その度、地球表面に薄い膜のように生息していた命は奪われ、劇的な変化の道をたどって来た。


 大きな環境の変化、その原因は専門家によると様々あるらしい。

「宇宙規模の微細動であり天候・気象の周期的な変動だから、抗いがたいものである。」と言う説もあるが

今、最も主流とされているのは温室効果ガス(CO2)排出量の問題である。


 地球は自浄機能を備えている。

海や森がその環境の生態系とも言うべき循環自浄機能を担っている.。

これは何も我々人間の為にしてくれている訳ではなく、自然の営みである。

たまたま、その環境に適した生き物だけが地球表面に生息し生態系を編み上げてきた。

人は何時からかその生態系の頂点に立ち、横暴な振る舞いを続けてきた。


京都議定書等、国際会議での成果もあまり芳しいものではない。

人の営みのもう一つの側面である経済行為が原因で足並みが揃わない。

北半球の繁栄は南半球の犠牲の上に成り立ってきた。今もその図式に変わりはない。

この問題から解決しなければならないとしたら・・・・・人は愚かである


 地球温暖化の原因が何んであろうと、唯一、人に出来ることはCO2の削減だけであるという。

これは紛れも無い事実であり、逆に言えばこれ以外に人は成すすべが無いということである。


 先に地球の自浄作用と書いたが、海や森に吸収されたCO2はどこかに消えてしまう訳ではない.。

メタンハイドレートやマリンスノー・魚卵石・他の石灰質として蓄積される。

新たな化石燃料として注目を集めているメタンハイドレートであるが、燃やすと大量のCO2を出す。

地球の温暖化が進むと海や森も蓄積していたCO2を逆に放出し始めるらしい・・・悪循環である。

 

 かなり追い込まれてきた感がある。


ごみの分別・リサイクルも建前が先走り、あまり効果がないとも一部で囁かれている。

小さなことから始めて本当に間に合うのであろうか?。・・・わからない。

 

 一つ確かなのは、あの捕鯨禁止に至った鯨擁護活動も最初はアメリカの一人の青年の草の根運動であった事。

それが世界を動かしたという事実。・・・可能性はあるのか?。

(途中からジャパンバッシングを含めた経済的ロビー活動になってしまったが。)


いずれにしても、何もしない・・その前に何も考えないというのは愚かである。


エコ流行りである。

イメージばかりの尻馬に乗った似非エコが多く目に付く。

エコ創生期と考えれば、それも必要なのかもしれない。淘汰され踏み台になって行くものがあって

初めて進化が生まれる。

 

話は変わるが、某ミネラルウォーター社の「ワンリッター for テンリッター」には感動した。

実際にアフリカ奥地の村に新しい濾過式ポンプが設置され、多くの子供を含む人々の命を救っている。


 そこで考えてみた。自分にアイデアは無いものかと・・・

飲食業に長く携わり、かねがね理不尽に思っていた事がある。

昨年の9月、当「エピキュール・ド・ナガイ」を開店してからさらに痛切に感じた。


キッチンが夏暑く、冬寒いのである。特に冬の寒さはハンパではない、まるで外である。

原因はキッチンの奥に有る大きな吸気口なのだが、塞いでしまうと客席が寒くなる。

オーブンを点けレンジを使い、その大量の熱エネルギーは排気ダクトで外へ放出。

その上、寒いと言って、暖房・ストーブを点ける。・・・何か違うように思う。


 昔の生活スタイルなら暖炉や囲炉裏で料理をしながら暖も取れた。

同志社大学の創立者、新島 襄が明治期に建てた洋館では暖炉の熱をダクトで各部屋に送っていたという。

日本初のセントラルヒーティングである。


ずば抜けたエコなアイデアである。


 同じ発想で画期的な熱循環型飲食店を造ることは出来ないだろうか?。


全国で40万軒あるといわれる飲食店。世界中には一体何軒あるのだろうか。

一気には勿論むりであるが、大河の一滴から始める。そう! 流れを造り出すのである。

ひいては、太陽光発電・風力発電等を複合的に利用した商業ビル・・・


東京電力 vs 東京ガスなんて競争意識は捨てて適材技術を進歩させる。

そうすれば原子力発電等という危険なものに頼らなくてもすむのではないだろうか。

(関係者からの異論もあるだろうが世界の流れとして原子力から撤退しているのが現状である。)
ましてや原子力そのものが膨大なエネルギーを生み出す訳ではない。

単にお湯を沸かすだけである。



 と、ここまで来て考えてみるともうすでにエコビルの発想・設計は相当に進んでいるのであろうが、

相変わらず、テナントで出店する側は任意での設備ということが続く。

建物が平均40~50年で改築されるとすれば、

今すぐ、補助金制度等を含めてトライして行けば、21世紀後半にはある程度の効果が

期待できるのではないだろうか。


他の技術革新も含めて相乗効果が得られれば、効率はさらに上がる。


もしかしたら、間に合うかもしれない!!。
 

その為に人は、英知を養って来たのではないだろうか。



知人が「エコトワザ」という会社を起業している。

「エコ」と「技」である。

日本のエコな伝統技術を広く世界に紹介し、ビジネスとして継承・発展させる。

正にエコロジーでエコノミーな技術を世界へ。・・・素晴らしい発想である!。

本来、日本人はその点においてかなり高い水準にいたはずである。


気付いた人から始める、やれる事からやる。これが大切なのではないだろうか。


すでに四の五の言ってる時間はあまりないようだ。


トライする壁ははるかに高い!。


何せ相手は地球環境である。




座して人類滅亡の日を無為に待つのか?。



それとも、
人知を尽くして天命を待つのか!!。



とりあえず私は



ゴミの分別をもう少し丁寧にやろうかなと思っている。
                           

                           終。



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